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イントロダクション

この章はJBossにおけるJavaメッセージングサービス(JMS)の使い方を示します。 この章は、JMS全般のチュートリアルではなく、JBossを使ったJMSの使用方法のチュートリアルにすることを意図しています。 JMSの手順書は JMS仕様書 を読むか、 JMSチュートリアル を調べてください。

最近、JBossにおけるJMSサポートは急激な変貌を遂げました。 その結果、2.2.xリリース、2.4.xリリース、そして開発リリース間に著しい差異が生じています。 この章は2.2.xリリースに焦点を当てています。 新しいリリースでのみ利用可能な機能は、リビジョン番号がテキストあるいはタイトルのどちらかに記されています。 この章の初期バージョンでは、番号2.5.xはJBossの開発バージョンで利用できる機能を指していました。 そのときから、JBossMQ 1.0betaでは2.5.xと呼ばれていましたが、現在では2.4.1というのが正しい呼び方です。2.5.xを参照している箇所は、このようにしてこの章から削除されました。 2.4.1機能を扱うサンプルは、しかしながら、その名前にまだ“"25"”を含んでいます。 JBoss 3.0への新機能はこの章の後半で扱います。

この章のサンプルは短くて適切です。 ここにあるサンプルは、原則としてJMSの使い方だけを示すためのものです。 それらはほとんどすべて“Hello World”パターンに基づきます。 すべてのサンプルは、サンプルのためのAntビルドファイルを使って実行できます。

documentation-example.zipファイルをダウンロードして、それをどこかに展開してください。 examples/buildディレクトリからサンプルをビルド、実行します。 JMSのサンプルプログラムのすべてのソースファイルはexamples/org/jboss/docs/jms以下のサブディレクトリでアクセスできます。 これ以降の記述では、サンプルのソースファイルはexamplesディレクトリの相対パスに存在すると理解してください。

JBossドキュメンテーションサンプルをビルド、実行するには、次の環境変数の設定が必要になります。

表 8.1. サンプルを実行するのに必要となる環境変数

名前説明
JAVA_HOMEJDK 1.3の場所、 たとえば/opt/jdk1.3
JBOSS_DISTJBossがインストールされた場所、たとえば/opt/JBoss-2.2.2

Ant binディレクトリとJDK binディレクトリは、このマニュアルの最初のステップのAntのインストール項に説明されているようにPATHにも存在しなければなりません。

サンプルが間違ったバージョンのJBossと一緒に動いてしまうので、JBOSS_DIST環境変数が各サンプルにとって正しいバージョンを指していることを確認してください。

これが終わったら、このようにしてJMSサンプルをビルドできます。

図 8.1. JMSサンプルのビルド

cd examples/build
ant jms-compile

コードサンプルを切ったり貼ったりするときは、マニュアルのサンプルではなくてサンプルソースファイルを使うのが常にベストの方法です。 ソースファイルはコンパイル時と実行時の両方で検査されますが、マニュアルはテキスト上で検査されるだけです。テキストもソースと同様であるべきですが、テキストの方は視覚上での検査しかおこなわれません。

サンプル実行の便宜を図るために、org/jboss/docs/jms/binディレクトリの下にUnixシェルスクリプトとMicrosoftバッチファイルがあります。それらのスクリプトファイルは、クラスパスに含まれなければならないファイルの確認を容易にします。

ほとんどの中身はハードコードされていて、(JBossバージョン2.2.xのコードと異なる)コードを含むファイルは適用可能なJBossバージョン名の付いた名前がつけられています。これはJavaソースファイル、デプロイメント記述、あるいはシェルスクリプトかもしれません。

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